DisplayCALでSpyderXをとりあえず使う
所謂ソフトウェアキャリブレーションってやつです。
所謂本家っぽいのはこっち
https://displaycal.net/
Python3に移植された方はLinux環境だとそっち使った方が楽だと思いますが、Argyll CMSのフロントエンドだということを考えると無理に更新する必要は無いのかもしれません
https://www.argyllcms.com/doc/WideGamutColmters.html
Windows機で適当に試す
注意事項
オーソドックスにICCを当てるまでしかやってません
dwmにHookさせるのはお行儀が悪いと思ったので……
ColorNavigator7使用環境ですが、この手法を利用するとSpyderXのOEMであるEIZO EX4はColorNavigatorで使えません要注意
(うちのCG279Xは内蔵センサーに丸投げ)
自動キャリブレーションをするわけでもないので別環境でやってから補正に必要なデータだけ持ってくるのも手ですね。出力環境が違うとあんまり良くないですけど
またColorNavigatorとの干渉はぱっと見大丈夫そうですがノーチェックです。(常駐ツールは真面目に追ってないのでわかりません)
DisplayCAL入れたらArgyll CMSを入れるか?って英語で聞いてくるので適当に入れたらほぼ準備できるのでてけとーに設定してキャリブレーションしましょ
Arch LinuxなCF-RZ5で試す
sudo pacman -S python-wxpython argyllcms
pip install displaycal
するとPython3ベースのForkの方がインストールできます。おそらく本家を入れるよりこっちの方が楽
~/.local/bin/displaycal
で起動。
後はWindows機と同じですが、
ICCを食わせる環境はデスクトップ環境次第なのでKDE(Wayland)の場合のメモ
colord-kdeを入れて設定画面を引きずり出してみたら
https://bugs.kde.org/show_bug.cgi?id=439135
が思いっきし再現してしまったので
cp ~/.local/share/DisplayCAL/storage/*/*.icc /usr/share/color/icc/colord
をして解決。
再起動すると戻ってしまうので何らかの手段でcolormgrを叩きましょう。kdeあたりに適当にフックしとけば良いんじゃないんですかね知らんけど
colormgr device-make-profile-default eDP-1 icc-hogehoge
おわり