CLIP STUDIO PAINT 2.1以降のカラープロファイルプレビューの仕様のメモ

なんか間違えていること言ってるかもなので違ったら指摘ください。
CMYKのプレビューはしらんです。RGBのプレビューのみ確認しています。

2.0系ではここで書いたように

カラマネやってみる 実際に印刷してもらう編 | たさなんぶろぐ

CLIP STUDIO PAINTの起動時にメインモニターに対して設定されているICCプロファイルに基づいてプレビューの色域変換が行われていました。
要するにCLIP STUDIO PAINTの起動後にICCプロファイルを変えたり(ColorNavigatorのプリセット変更なども該当します)サブモニターでプレビューを表示しようとすると正しく表示されていませんでした。
Windowsアプリケーションとしてはありがちなまあまあ扱いづらい仕様で液タブをサブモニター扱いで作業、絵のプレビューはメインモニターみたいな使い方をする場合、メインモニターをリファレンスにしていると見ながら書いている液タブの色がおかしくなりがちでした(メインモニターの色域と一致していない場合に起きます)

最近になり2.1でこのような対応が入りまして

【Win/mac】[表示]メニュー→[カラープロファイル]→[プレビュー]で、カラープロファイルを複数ディスプレイでプレビューするときに、ディスプレイごとにカラープロファイルが適用されるようになりました。

https://www.clipstudio.net/ja/dl/release_note/v2/

きたわきたわってことで確認したところ、扱いやすい挙動になっていたのでメモしておきます。

Windows 10 Pro 22H2 (19045.3208)
ColorNavigator7 7.1.13.1
CLIP STUDIO PAINT EX 2.3.2
Cintiq 16 DTK1660K0D (Driver 6.3.44-1)
EIZO ColorEdge CG279X
EIZO FORIS FS2434

の2枚と液タブ合わせて3枚環境で確認してます。
CG279XはColorNavigatorに一通り管理を、FS2434とCintiq16はDisplayCAL+ArgyllCMSで生成したICCを適用する運用です。

の様にsRGBを前提に作業している時を例にします。

ICCプロファイルのチェックが起動時のみではなくなった

2.0.6では、CLIP STUDIO PAINTを起動後にColorNavigatorで別の色空間プリセットに変更し、モニターが扱ってる色空間を変化させた場合、起動時のICCプロファイルを基準にプレビューをし続けるので色味が変化していました。例えば、起動前sRGBで起動後にAdobeRGBにすると色が派手になります。

ところが2.3.2では、一旦派手になる物の、ウインドウをアクティブにし直すなどで再描写が入ると、プレビューの変換処理で使うICCプロファイルが変化する様で戻ります。(厳密には等価ではないはずですが目視ではほぼ同じと言うことで……)

ICCプロファイルを適用しているモニター同士を跨いでも色味が変わらない。

最高~~~~~~

アプデプランのメモ書き

3系がでる前で待てなかったので、サクッとアップデートプランで更新しましたが、アップデートプランは入るときに選ぶライセンスが元に適用されるっぽいので1系とかもう使わないバージョンのEXとか入ると幸せになれるかもしれません(自分は1系と2系どっちも持ってるのに2系で入ってしまった、まあいいけど……)

もう既に買い切り版持っててPCでしか使わないならアップデートプランが最安なんじゃないのでしょうかしらんけど。
もう持ってるので今後はアプデプラン+セール時に買い切りアプグレすればいいかなの気持ちになりました(メジャーバージョン飛ばしでアプグレ出来ない気がするので3系はまあかっとうこうかなの気持ちが若干……)

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