ゼロから始めるAvisynthでのアニメエンコード(仮)
これは一応DTVAdventCalendar2016のボツネタ14日目の記事です。
せっかくなのでゼロから始める魔法の書アニメエンコード的なのを書こうと思ったけれど面倒なので不足したプラグインは適当にググって拾ってね!ガバガバだけど怖い人からの指摘はお待ちしてません
必要なもの
・Avisynth
本家2.6.0でもAvisynth+でも可だけどMT使うならば最低限2.6.0MTは必須、64Bitはプラグインが見つからない可能性があるので個人的には32Bit推奨(けれど問題ないなら64Bitにすべき?)
・映像と音声がDropしてないts(EITなどの映像音声以外のパケットがDropしてても無問題)
Dropしててもいいけど面倒なことになるのでやめよう(戒め)
・avsPmod
・FakeAACWavとavs2wavとaacfaw(音声がDropしてる場合などはaacfaw使わないとか,あとはaaceditを使うというのも)
・avs4x264またはavs4x26x(今回はavs4x26xを使用)
・DGIndex(ビルドが楽すぎるので1.58の修正版を使うべき)またはL-SMASH Works(今回はDGIndexを使用)
・x264(公式でもいいしt-modとかいろいろあるのでお好みで)
事前の準備する必要がある物
・エンコするtsの放送局のlgdファイル(ググれば解析方法はでてきます)
・その他、ここには書いてない使用するプラグイン
足りてなかったらごめんねその時は適当にググって解決してね(屑)
1,DGIndexを起動してDGIndexのプロジェクトファイル(?)であるd2vを出力します
tsparserを使用しない場合はここで出力した音声を使用することになるけれど1.58の対策版ではないと音ズレが起きるらしい(無対策番使ってないから知らない)
2,avsPmodを起動して
bs11=("BS11 1920x1080.lgd") LoadPlugin(aacfaw.aui") MPEG2Source("d2vファイルを指定") AudioDUB(aacfaw("疑似WAVを指定"))
みたいな感じにします
ここであとのことを考えてbs11=でlgdファイルを指定しています
3,CMカットとロゴ消しをします
カットはTrim関数で、ロゴ消しはEraseLOGO()で
そういえば透過ロゴ消しって逆テレシネ前にやるべきなんですかね
EraselOGO(bs11,start=550,fieldin=2,end=22187) EraseLOGO(bs11,start=25216,end=46074,fieldout=1) Trim(550,22518)+Trim(25216,46104)+Trim(48802,49101)
片フィールドロゴはEraseLOGOプラグインのMod版だと指定できるけれど入手先忘れました
5,逆テレシネ
自動なら普通にAutoVFRとits使えばいいんじゃないんですかね(AutoVFRの使い方知らない)
正直鬼周期で自動じゃないとやってられない状況以外での自動処理はAutoConvertに任せちゃったほうが楽な気がします
手動ならPulldownmerge()関数とかで見分けてdefファイルに記述していったものをitsで指定してtimecodeを出力して終わり(簡単に言うな)
横に動いてるテロップ(60iのやつ逆テレシネしない状態でずっと縞でてるやつ)はtxt60mcHybridで処理
提供は背景が動いて無くて普通に逆テレシネして24pだとちょっと気になるときはBob化(60fps化)したりしなかったり
[24]とか[60]はfps数を指す
set [24] txt60mc_3='txt60mcHybrid(0,txt_area=180)' set [24] txt60mc_4='txt60mcHybrid(1,txt_area=180)' set [24] txt60mc_5='txt60mcHybrid(2,txt_area=180)' set [24] txt60mc_1='txt60mcHybrid(3,txt_area=180)' set [24] txt60mc_2='txt60mcHybrid(4,txt_area=180)' set [60] TDEINT='TDEINT(1)' set [30] TDEINT30='TDEINT()' mode fps_adjust = on default 24 = DEINT24 default 60 = TDEINT 0-2104 [24] (5,0,3) 2105-2621 [24] txt60mc_2 2622-21665 [24] (5,2,4) 21666-21966 [60] TDEINT 21967-42855 [24] (5,0,3) 42856-43156 [60] TDEINT
avsに以下の記述を追加
its("defファイル",output="tmcファイル名")
6,リサイズ
spline64resize()で適当に1280×720にするなりFHD保持するなりお好みで
個人的には1440×810でやってたりしますがSDソースリサイズは苦労しそう(わかってない)
spline64resize(1280,720)
気になる人はお好みでフィルター入れればいいと思うけど入れすぎると後で後悔して叫んでるのが面白そうするなので程々に
7,x264なげる
avs4x26x -L x264.exe -o "出力ファイル名”.mp4 ”x264の設定” --tcfile-in "timecodeファイル.tmc" --timebase 1001/120000 ”avsファイル”.avs
設定は適当に満足するまでいじってください
8,音声カット結合
ここではFAW化した例で
avs2wav "avsファイル" "出力ファイル名”.wav fawcl "avs2wavで出力したファイル".wav "出力ファイル名".aac muxer -i "fawclで出力したファイル".aac -o "出力ファイル名".m4a remuxer -i "x264で出力したファイル.mp4" -i "出力ファイル名".m4a" -o "出力ファイル名".mp4
おわり